サイトにおける印象操作の方法


アフィリエイト成功への指針(30)

こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。

右手首を痛めてしまったため、
久しぶりの更新となってしまいました。

前回は「行動が先」ということを
こちらの記事で細かく解説しました。

『理解することより、行動を起こすこと』

今回は、訪問者の視点から見て
サイトにどのような印象を持つのか、
何が印象を与え、変化させるのかを
順を追って一つ一つ考えてみましょう。


印象は操作できる

まず重要なことは、
印象は操作できると言うことです。

そのこと自体は皆、判っていても、
何をどうすれば良いかを知らないんですね。

例えば初対面の人と会う時なら、

靴や服装、髪型・髪色、肌色などの外観と
話し方や、視線の動き、仕草などの動作と、
話題や話の中身・展開などの内面が影響する。

サラリーマンとは思えないスーツを着て
目立つヘアカラーにカラコンの男性・・・

いったい何をやってる人だろうと
興味を抱きつつ、怪しい人って思いますよね?

サイトでも同じようなことが起きます。

【印象はコントロール出来る】

お店の外観や内装、商品の見せ方と
スタッフによって「こういうお店」って
印象が決められるのと同じことなんです。


最初に目にする範囲の印象

これがお店で言えば『のぼり』や、
お店の入り口にある目立つ『看板』。

私が初めて入るスナックを選ぶ時は
ほぼこの看板で選んでますもん。

ショーウィンドウや窓越しに見える
お店の中の雰囲気なんかもそうですよね?

サイトで言うと『ヘッダー画像』と
『大見出し』や『メニュー』になります。

それが自分のお店だったら、何度もチェックするもんです。

【必ず目視チェックをする】

目的通りのイメージを与えられるか、
記事投稿する前に必ずチェックしましょう。

記事から直接入る場合であれば、
大きいヘッダー画像は邪魔でしかなく
直ぐに記事本文や目次が見たいはずです。

Googleが言うところの「アバブザフォルド」、
昔から言われている「ファーストビュー」、
どちらもこの「最初に目にする」部分の事。

今は特に、スマホの訪問者がメインなので
ここに何が、どこまで表示されるのかを
しっかり意識するようにしてください。

でね、お店と違うのは、サイトの場合
「トップページ」と「記事ページ」が
サイトへの入り口になるって事です。

【入口はトップと記事と2つある】

どちらから入った場合でも、
印象操作できるように考えましょう。


読み進めて見える範囲の印象

記事本文の他に、左か右にサイドバーがあり
記事に読み飽きると、そちらに目が行きます。

派手な画像があれば、そちらに注意が行って
本文の方から意識が逸れたりします。

その為、商品購入をクロージングさせたい
ランディングページにはサイトバーを置かず
本文から意識が逸れないようにしています。

【サイドバーは印象操作に重要】

例えば、そのサイトを判断したり評価する際に
アバブザフォルドのほかに注意深く観るのが
サイドバーに何が置かれているかなんです。

作りがしっかりしていれば、そこを見れば
運営者の価値観や伝えたいことがわかります。

もちろん、コンテンツがしっかりしていて
そこで次のステップとして見るんですけどね。

逆に、コンテンツ重視されている方は、
サイドバーの情報にも気を配りましょう。


文字・文章を読んだ印象

フォントの種類や適切な改行、
注意を引く見出しの付け方で
読みやすさがぐっと変わります。

改行に関して言えば、当記事のような
20文字前後での改行をする方法の他に、

スマホ専用で考えた段落毎の改行があります。

【訪問者はスマホから? PCから?】

当サイトは、一般のサイトとは逆に
7割がPCからのアクセスとなっています。

つまり、PCで仕事をされる方が多いんですね。

段落毎の改行にした場合、
ページを送る手間が少なくなる反面、
飛ばし読みや、そもそも読まれない
ということが起きてしまいます。

その為、1つの記事の中でも、
「読ませたい部分」を際立たせるために、
改行の仕方を変えて強調させるのですよ。

また、文字の大きさも重要で
私のようなオジサンになってくると
小さい文字だと読み疲れてしまいます。

読者層に合わせた適切な文字サイズにしたいですね。


文字色・背景色による印象

文字色や背景色では、
カラーイメージによる印象操作を行えます。

これについては多くの書籍もあるし、
ネット上にも多くの情報があるので
ご自身で調べてサイトに生かしてください。

それとは別に、私が犯した失敗例ですが
文字色を多用しすぎた結果、反って
メッセージへの印象が弱まりました。

何が重要なのかが曖昧になったのです。

文字色は多くても3色と蛍光線などにし
文章にメリハリを付けるようにしましょう。

【文字色を限定して目立たせる】

また、企業のホームページなどでは、背景に
イメージ画像を使うのが一時流行りました。

これも一つのイメージコントロールですが、
背景に画像があると読みにくいですよね?

今はシンプルなデザインが主流で、
読ませたい部分が目に飛び込むような
動的なサイトが増えてきていますよね?

私はまだ試していませんが、
プラグインで出来る事ですので
ちょっと勉強してみようと思ってます。


写真やイラストによる印象

今では当たり前となった「アイキャッチ」。

記事を読む前に目にするアイキャッチ画像、
これが本文の印象を左右することになります。

また、記事の途中に挟む画像も
本文のメッセージを伝えるのに役立ちます。

【画像によるイメージ操作】

逆に、皆が見出しごとに画像を挟んでいるから
なんとなく無関係な画像を挟む方がいます。

1記事の長さを調節するために、
無意味に画像を入れているのもありますね。

特にスマホでの訪問者は、
文字をあまり読まず、画像を重視する
という傾向が強く出ていますので

誤った画像を使うとダメダメなんです。

【画像は文章と関連あるものを適切に】

これには世代間の差も大きく、
年齢層が高いと画像よりも文章だし、
若い人や女性だと画像だけを追います。

高学歴など頭の良い方はテキストを読み、
画像は文章の補助としか捉えません。

あくまで傾向ですが覚えておくと良いです。

ある意味、画像・挿絵やその有無によって
最後まで読んで欲しい読者を選べるわけです。


読中・読後に感じる疑問

訪問者は記事を読んだ後に
いろいろな疑問が浮かんでくるはずです。

そこでその疑問を先回りして
読者に問いかけを行っておくことで
その答えが気になるようになります。

ここでのポイントは、
相手の疑問のすべてに答えないこと。

【疑問に答えながら問題提起する】

さらに、読者に問いかけを行うことで
バラバラだったいろいろな疑問の方向を、
こちらが誘導したい方向に導けるのです。

【問題提起により思考を誘導する】

この疑問と、その答えを知りたい欲求を
とても上手く利用している海外ドラマが
J・J・エイブラムスの「LOST」なんです。

まだ見たことがないのであれば、
Amazonプライムで無料で見れますよ。

シーズン6まであるのがネックですが、
こうした海外ドラマは参考になります。


アクションを促す

通常は、読者が抱える悩みや疑問に答え
信用を得て、納得させて誘導させます。

というのは、ただ単に誘導させただけなら
誘導先での成約に結びつきにくいからです。

ただし、楽天などクッキーを踏ませることが
狙いとなっているのであればそれも有りです。

AdSenseも誘導さえ出来ればOKですし。

例えば、スマホ利用者に向けて、SNSなどで
画像をメインにした記事を作れば誘導率を
非常に高くすることが出来るのです。

しかし理解も納得もしていないので、
誘導先のLPを見るだけで終わります。

この辺りの誘導のさせ方を踏まえて、
AdSenseのチェックが厳しくなったのです。

ここでのポイントは、
興味を持たせて誘導するということ。

その為には、アクションを起こさせる
将来をイメージさせる画像や言葉で
その気にさせるお手伝いをすること。

【その気にさせて送り出す】

今、行動を起こす理由を伝えるとか、
選択の余地が無いことを伝えるとか、
不安が無いことを伝えるなど。

このような印象操作による誘導は、
読者の篩い分けとセットで行われます。

顧客となり得ない人には途中離脱して頂き、
買ってくれる人にだけ読んで貰えれば良い。

読者が絞り込まれているからこそ、
心を揺さぶる最後の一言も書けるのです。

 

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それではまた♪