再生回数を伸ばす動画作成の6大ポイント:YouTube動画活用法

YouTubeビジネス活用法(3)

こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。

今回から動画作成についての解説を
数回に渡って行っていきます。

まずは基本となる初回の記事をチェック

『YouTube動画ビジネス活用法:概要編』

今回、重要なポイントが続くので
忘れないようにブックマークしておきましょう。

動画作成の視点・考え方

動画コンテンツの作成ポイントに入る前に、
まずは世代によって考え方が違うので、
その辺りのことから説明していきます。

10~20代の人にとっては、
動画をアップするのは画像をアップするのと
感覚的に何ら変わらない普通の行為ですよね?

なので、スマホで撮影して編集しないで投稿。

YouTubeでカンタンな編集も出来るので、
アプリで写真を加工するのと変わりません。

それと、人に見て貰う動画コンテンツの作成に
とても慣れているので、自然と動画の構成をする
そういったチカラやセンスも備わっているようです。

娘などを見ていても、
誰かに教えて貰うわけでも無く
自分たちであれこれ工夫をしながら、
いろいろ構成を考えて撮影しています。

撮影しては、友人と評価しあって
また撮影を繰り返してるので
めきめき上達するんですね。

なので、この世代にアドバイスすることって
演出だとか魅せ方についてのノウハウ的なことね。

問題なのは、40代、50代以上の世代。

それも特に、私のように50代以上となると
動画撮影がフィルムの時代に育っているので
“気軽”に撮影する感覚って低いのです。

機材も高価なら、フィルムも高かったし、
現像する費用もバカになりませんでした。

現像するまで結果が分からず、
それまで撮り直しが出来ないので
撮影に失敗は許されない感覚なのです。

今でこそ、気軽に撮影できる環境があるので
動画を撮りまくっている人も少なからずいます。

しかし、そういう人でも編集するのが基本で、
『見映え』がするように作ろうとします。

これって自己満足でしか無いんですね。

お客様が求めるモノとの違い

以前、某撮影プロダクションにいた時に、
撮影の合間のスナップ写真を販売していました。

販売する写真を選定するのですが、
撮影カメラマンは静止画は素人なので
写りの悪い写真の方が多いんですよね。

ピントが微妙にずれていたり、
露出や構図が悪かったり・・・

正直、商品としての価値が
私には感じられないモノばかりでした。

写真屋さんやプロカメラマンとの付き合いで
一時期、銀塩写真にはまってたこともあり
それが災いして評価が辛かったかも(^_^;

動画撮影のカメラマンにとっては、
写真は、オマケでしか無いんですよね。

そして写真販売を始めたところ、
アップした写真は全て売れたので
飲み会の費用が出来たと喜んでたんです。

ところが、お客様から問い合わせがあって、
「もっと写真はないの?」というのです。

そうした要望に応えるために、
ぶれたり、ピントや構図がずれたり、
露出が狂ったりした多くのボツ写真を、
通常写真の半額で販売を開始しました。

その事を会員にメルマガでお知らせしたところ、
これがまた飛ぶように売れてしまったんですよ!

写真家には価値が無いような写真でも、
見る人によっては価値があるのです。

動画でもやっぱり同じなんですね。

ましてや、無料で見ることが出来る
YouTubeの動画の投稿なんです。

ブログの記事と変わりません。

見る人の反応を想像し楽しむ

その動画の価値を決めるのは投稿者では無く
その動画を見た視聴者が決めることです。

自己満足の写真も、自己満足の動画も、
自己満足の記事も必要とされていません。

それは『趣味の世界』だけのものです。

でね、ボツ写真でさえ売れた理由ですが、
撮影カメラマンが「オモシロイ」とか、
「これも見て欲しい」と思った写真なの。

編集ではカットされる部分だけど、
「見て欲しい」って感じた部分なわけ。

この写真を見た人の反応を
楽しみたいっていう気持ちです。

この感覚って大事にしたいね。

このあたりの感覚は、
世代でハッキリ分かれています。

「ボランティア活動するのは普通のこと」
「ボランティア活動は特別なこと」

あくまで、その世代の平均的な考え方なので
そうでない人はもちろん存在しますが。

これが動画作成においても、
ブログの記事でも如実に表れています。

奉仕と自己犠牲の違いですね。

前置きが長くなりましたが、
動画の内容を左右する大事なポイントなんです。

有益な情報は、価値がある = 有償

間違いだとは言いませんが、
では、その考えで作られた無料の動画に
わざわざ見る価値はあるのでしょうか?

自己中心的な動画を作っても誰も見てくれない。
誰にも評価されず話題になるコトも絶対に無い。

そんな動画じゃアクセスアップも出来ないし、
アフィリエイトに繋げるなんて事も無理です。

撮影の仕方云々の前に、ここが抑えられていないと

「動画を20本もアップしているのに、
 全然再生回数が上がらないんです・・・」

ということになります。

再生回数を伸ばすポイント

ここまでを整理すると、これが第一になります。

【視聴者に喜んで貰える動画を作る】

ここで初めて、次のステップの
「それでは、どのように作るのか?」に進みます。

第三者に見て貰って喜んで貰うためには、
まずは動画のタイトル名を見て、
中身を連想できるのが基本です。

基本なので例外はありますよ。

でも、初心者は基本通りに
動画のタイトル名は中身を表すモノです。

動画のタイトル名などの作成については
こちらのシリーズが参考になるはずです。

『アクセスUPさせる記事タイトル作成方法』

次に、注意しておきたいのが

【1動画1題材にフォーカスする】

1つの動画にあれもこれも詰め込まず、
1つのことにフォーカスして作ります。

ド素人なんですから、アレもコレもと
1つの動画に盛り込まないようにしましょう。

1つのことにフォーカスすることで、
構成が作りやすく相手に伝わりやすくなります。

そして3つ目に重要なのがテンポ。

プロが作る映像ような早いテンポを真似ると
ほぼ確実に失敗してしまいます。

【記憶に残るゆったりとしたテンポ】

それが、プロとド素人の違いですから、
ゆったりと納めることに重きを置きましょう。

落ち着いた雰囲気で、聞き取りやすい速度で。

4つ目は、素人っぽさが見ている人に
親近感を与え、この後の誘導が楽になります。

【素人っぽさを生かし親近感を与える】

なので敢えて編集はいらないし
ナレーションを噛んでも気にしない。

天然モノが一番でっせ!

あまりにも助長になってしまった部分は
大胆にカットしても問題ありません。

見ている人への心遣いはOKです。

聞き取りにくくなってしまった部分や、
重要な部分にテロップを入れるのも、
見る人への心遣いですね。

編集ソフトなんて無くても
Youtubeでいろんなコトが出来ます。

それと、こんな質問をされることがあります。
「プロが作ったような映像を作りたい」

誤解されている方が多いので
忠告しておきますよ。

プロっぽく作った動画は、自己満足動画、
マスターベーション動画にしかなりません。

プロが素人っぽい映像を作成するのは、
高度なテクニックと、プログラミング技術、
特別な機材などが必要なくらい難しいんです。

素人であるメリットを最大限生かしましょう。

求められているのは、プロが作った映像では無く
素人が作る、生活に密着したリアルな情報です。

【動画を見て貰う目的を意識する】

動画を見て貰う目的がブレていると
まるで意味の無い動画になってしまいます。

動画作成の6大ポイント

誰かが見て、喜んで貰える動画を作る

動画のタイトル名から中身を連想できる

1動画1題材にフォーカスする

記憶に残るゆったりとしたテンポ

素人っぽさを生かし親近感を与える

動画を見て貰う目的を意識する

レバレッジが効く動画とは

自己中を売りにして奇特なファンを
集めている人も希に存在はしてますが、

そんな、可哀想な人にならないためには、
相手のことをちゃんと見るって事だよね。

さて、動画コンテンツを作る目的ってなんでしょうか?

商品を知って貰い、サイトに誘導する

興味のある人を集めてサイトに誘導する

題材はどうであれ、サイトに誘導して
そこでアクションを起こして貰うのが目的。

アクションというのは、商品の購入だったり
メルマガへの登録だったり・・・

サイトに来てとって欲しい行動のこと。

そして、この目的には
『より多くの人に』ってのが付くよね?

でね、『より多くの人に』アプローチするには、
ただYoutubeに動画をアップして、検索結果から
訪問してくれる人を待っているだけじゃ・・・

ちょっとモッタイナイよねぇ

インターネット最大のメリットは
『情報の拡散』、『レバレッジ』にあります。

つまり、『クチコミ』や『シェア』のことね。

動画を見終わった人が、この動画を
『誰かに伝えたい』って感じて貰うこと。

共感の最上位系:共振とは

そのキーワードとなるのが『共感』で、
私は『心を共鳴させる』中位の段階と、
『心を共振させる』上位段階に分けて考えます。

共感は同意を含んだ状態ですが、
『共鳴』は心に響いている状態。

『共振』になると、感動で心が震えている状態。

もし視聴者の心を『共振』させられれば、
容易に共有行動を起こしてくれます。

しかも大絶賛してくれるよね?

これとは逆に何も心に残らない動画で
紹介される可能性があるのは『ノウハウ系』、
『DIY系』とかになるよね?

この系統は爆発的な再生回数にはならないけど
割と安定して再生されやすい傾向にあり、
動画数を増やせば再生回数を伸ばせます。

どちらかというと『ニュース系』もそうかな。

『共感』を生みやすいコンテンツが、
「かわいい」、「癒やされる」、「かわいそう」、
「がんばれ!」、「オモシロイ!」、「泣ける」など

感情を動かすコンテンツとは

感情を動かすコンテンツは特別なことではなく
そんな大げさなことでもなくて、日常生活に含まれる
“誰もが体験している”ことが共感されやすいですよね?

「あるある」系の話に盛り上がるのも、
あなたに共通の体験があるからなのです。

逆に共通体験が無い「あるある」は、
まったく面白くないよね??

これとは別に、非日常的なことであれば、
「知らない世界を知りたい」ってなるよ。

ただ、多少なりとも興味や関心がある
『知らない世界』の事に限られるけどさ。

例えば、共通体験がなかったとしても、
接する機会の多い職業の「あるある」なら、
「知りたい」という欲求が湧いてくるでしょ。

看護師、キャビンアテンダント、消防士、
救急救命士、警官、ショップ店員・・・

この他、ユーチューバーがやるような
何度も挑戦してようやく出来る事とかね。

神業的なテクニックなんかも
シェアされやすいモノになります。

で、こうした話題性のある動画は、
テレビ番組で紹介されたりするよね?

・・・その前に、
その動画の存在を知って貰わないと
シェアされるとか以前の話になります。

それには動画をアップしたことを知って貰わないとね。

動画をアップしたことを知って貰うには、
ファンをタクサン集めるのが一番確実。

ファンが多くなれば急上昇させやすくなるからね。

その為には、いくつも動画をアップして
ファンを増やしていかなくっちゃです。

それか、メルマガで告知するとか、
その為のツイッターアカウントを育てる。

大ヒットしたと言えば「PPAP」ですが、

「PPAP」がなぜ、ジャスティン・ビーバーに
発見されたのかという謎の理由は、次回解説。

まずは、次の動画作成ツールをチェックしてね。

3ステップで動画作成するツール

youtube動画作成ツール:MMtube

あれこれ迷っているよりも、
今すぐに動画を作成してアップする。

自転車と同じで、考えるよりも体験した方が早い。

体験しながら特典のマニュアルを読めば
理解も、上達も、収益化も早くなりますよ。

『最高』を目指すのでは無く、
『最良の結果』を得るのが目的。

ここ↑↑↑、間違わないようにね!


次回は、ピコ太郎のPPAPがヒットした
もっとも根本的な原因について解説します。

その他、再生回数を伸ばす方法など、
あまり長くならないよう解説していきますね。

それでは次回もお楽しみに♪