タイトル名作成実践テンプレート(5)
こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。
まずは基本となる前回の記事をチェックしてね。
前回は、デメリットについて掘り下げています。
検索者は、『損をする』事を極端に嫌いますので、
非常に訴求力の強いタイトル名を作れます。
しかし、それを考える時に重要となるのが
今回の「なぜそれが欲しいのかを考える」なのです。
このポイントがずれていたら、せっかくの
「デメリット→メリット転換」も魅力半減ですよ。
購入する理由を作る
そこで『今、買う理由』を教えてあげます。
例えば、ユニクロやダイソーなどの商品って、
基本的に同じ商品の再入荷って無いので
「今、買わないと手に入らない」ですから
ちょっとムリをしてでも買ってしまいます。
元々が「価格を抑えた商品」なので、
「今のうちに買っておこう」ができます。
これが高額な商品であれば「諦める」けど、
安くて今しか無いので買ってしまうんですね。
まぁ、それを狙っての販売戦略なワケで、
それを知っていても買ってしまいますよね(^_^;
他にも、テレビやネットで話題になった商品は、
売り場から商品が無くなる事ってよくあるので、
「在庫あります」、「残り○○個です」などが
とっても注目されるキーフレーズになります。
この他、理由なら色んな事が考えられますよね?
例えば、誰かを「喜ばせるため」だとか、
幸せに結びつくようなことなら効果的です。
そのように連想していくと、就活や婚活、
健康や安全など、いくらでも思いつくんじゃない?
▼実践テンプレート▼
【○○○、残りわずか】
【○○○、在庫有ります】
【○○○、再入荷しました】
【○○○、予約受付中です】
【喜ばれるプレゼントの○○○特集】
【もしもの時に助かる○○○特集】
【常備しておきたい○○○特集】
いろいろありすぎて書き切れませんが、
意識すると日常にあることに気づくはずですよ。
誰に向けてのキャッチコピー?
『多くの人に注目して欲しい』、と言うことと
『興味のある人に注目して欲しい』事は違います。
『多くの人』に呼びかけた場合、
『多くの人』は反応しません。
例えば、渋谷のスクランブル交差点で
「誰か助けて!」と叫んだとき、多くの人は
「誰かが助けてくれるだろう」
「自分ではない誰かのことだろう」
そんな風に考えちゃうし、
そもそも、自分のことだと思わないので
気がつくことすらないかも知れません。
面倒なことに巻き込まれたくもないしね。
だけど、こう叫んだらどうでしょうか?
「山田さん、助けて!!」
少なくとも「山田さん」は振り返ります。
そして、「山田さん」の知人も振り返ります。
「山田を知っている人なら、
自分の知り合いかも知れない」
そもそもが、「助けて」というメンドウな問いかけに対して
「多くの人」は無視するのに対して、「山田さん」の場合は、
拡大解釈までして、山田さん以外の人も反応するのです。
例としては、かなり悪い条件でしたね(^_^;
でも、ここで条件の提示がないと
「あやしい」としか思えないですよね?
「無条件で100万円くれるはずがない」
「のこのこ名乗りを上げるなんて恥ずかしい」
「そんな事に反応したらバカ丸出しジャン」
『黒縁のメガネをしている人に限り、
先着5名に100万円をプレゼントします!』
「これサングラスだけどOKだよね」
「100均で売ってるメガネ買ってこよう」
このように、『誰にでも』と『限定された人』では
まるで反応が違う事をイメージできたと思います。
これは、タイトル名でも
まったく同じ事が言えるんです。
『多くの人』=『誰でも』では、見向きもされないけど
自分や自分に関わりのある人に限定されると話は別です。
「薄毛で育毛剤をいろいろ試したが効果が無かった人」、
「ダイエットに失敗してリバウンドしてしまった人」、
「ドーナッツよりハンバーガーが好きな人」、
「カレーならスープカレーという人」
「糖尿病と肝臓病を患っている人」、
「ピンク色が何より好きという人」、
「犬はキライだが、猫が大好きな人」、
「犬も猫も大好きな人」・・・
ほんのちょっと条件を付けただけですが、
たったこれだけのことでも反応がまるで違います。
例えば、「ピンク色が何より好きという人」に
ピンク色の衣服からグッズなどの商品を、
ズラッと豊富に並べて見せたとしたら?
誰に向けてメッセージを送るのか、
呼び止めたいのは誰なのか?
誰に見て欲しいのか?
誰でも良い訳じゃないはずです。
知って欲しい人、伝えたい人がいるはずです。
その人に向けてメッセージを送るのが
「タイトル名」の役割なのですよ。
▼実践ポイント▼
【相手を限定して呼びかける】
【誰に伝えたいかを意識する】
【知りたいのは誰かを意識する】
説明が足りませんでしたが、
「知りたい人」に呼びかけないと
限定する意味がありませんよね?
いくつも例を挙げて説明したのは、
中小企業のコンサルタントで躓くのが
ほとんどがここで理解に苦しむのですよ。
「当社の商品は誰に使って貰っても満足して貰えます」
自社の商品に自信があるのは良いのですが、
『誰の為に開発した商品なのか』が大事。
なので、その商品を開発するに至った
『きっかけ』を聞くようにしています。
なぜ、それが欲しいのか?
ペットボトルには、2L、1L、500ml、
200~300mlの複数の容量がありますが、
それはいったいなぜなのでしょうか?
どうでしょうか、
改めて考えた事ないですかね?
目的や使い方によって、容量を選んでいるわけですが
同じ種類であっても、それを選ぶ理由があります。
場合によっては、中身よりも大きさが重要だったり。
こうしたことは、ペットボトルの大きさだけではなく、
全ての商品でも同様に、『選ぶ理由』があるのです。
逆にいうと、その理由がわかれば、
その商品に真っ直ぐ手を伸ばすコピーになるのです。
【なぜ、それが欲しいのか?】
欲しいと感じる理由は、「色がカワイイ」とか
「形がカッコイイ」とか感覚的な事もあるでしょう。
【なぜ、それが必要なのですか?】
このポイントを考えるクセを付けておくと
反応の良いキャッチコピーを作れるようになります。
▼実践ポイント▼
【なぜ、それが欲しいのですか?】
【なぜ、それが必要なのですか?】
【なぜ、それを所有したいのか?】
【なぜ、それを使いたいのか?】
【なぜ、それを贈りたいのか?】
その商品を選ぶ理由には、所有することで得られる価値、
贈ることで生まれる価値、使うことで得られる価値など
便利だとか安いといったこと以外にもあるのです。
その目的を理解できると、
ライバルの存在を無視できるくらい
強力なタイトル名になりますよ(^^)v
どんな時に必要なのですか?
つまり、「今、この時期に買う理由」
を与える要素となります。
同じように、『どこで』もキーになります。
自宅なのか、会社なのか、通勤・通学中なのか、
旅行や出張先なのか、病院への入院なのか等々。
このように、商品を使用するシチュエーションを
具体的にイメージさせると共感させやすくなり
購入への欲求が強くなります。
例えば、旅行や出張の時などは、何とか荷物を少なく、
または小さく、軽くしたいという欲求が強くなります。
このような場合「軽量」、「コンパクト」などに
つい反応してしまいますよね?
出張が多ければ、持ち運びが楽で丈夫とか、
整理のしやすさ取り出しやすさだとかね。
情報を探している人にとっても、
情報を提供する人にとっても、
具体的に考えるのが大事。
【シチュエーションを特定する】
これもターゲティングなのです。
年中、季節に関係なく使えるような商品でも、
場所を選ばずに使えるような商品でも敢えて、
『いつ』、『どこで』を限定してあげる。
例えば、タフさを売りにしたカメラなら
「サハラ砂漠の日中の暑さにも耐えられる」とか、
「マイナス30度のシベリアでも使える」とかね。
両極端な上限・下限をイメージさせることで、
その範囲に含まれるモノがOKになるよねー
その商品を使っているシチュエーションを
読み手にイメージさせることが大事なのです。
このように『いつ』、『どこで』を一般的な名称で、
具体的に示し、購入する理由をイメージさせて
購買行動を起こさせるようにするのです。
▼実践サンプル▼
【冬のハワイ旅行に持っていきたいモノ】
【秋のキャンプ用品選びのポイント】
【○○○のコンサートに行くなら】
【○○○イベントならこれが必須】
【花火大会を楽しむグッズ10選】
テンプレートではないですが、
使い方のイメージは出来ますよね?
私がオススメするライティング教材
ここで紹介するのは、もっと安くて効果的に
ライティングを学べて、添削指導も有り、
実践にスグに生かせる内容の教材です。
このランディングページを見るだけでも、
学べる部分がタクサンありますよ。
実践に使えるテンプレート付きで、
テクニック編の説明をします(^o^)
次回は、「クローズアップするポイント」で、
コンテンツの作成にも踏み込んだ内容になります。
それではまた♪