SEMによるSEO効果について
こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。
当サイトの最初のシリーズは、
検索エンジン経由からのアクセスUPに重要な
『SEMを実践レベルで解り易く解説』になります。
SEMとは、カンタンに説明すると、
【検索結果で目立つ・興味を引く】
SEOをいくら頑張っても、
コンテンツに力を入れてみても
検索結果でスルーされるとアクセスが伸びません。
SEMが重要な理由は
【検索結果のクリック率がSEOに影響する】
Googleは、検索者が見たいサイトを
上位に表示させようとしています。
そこで、どうすれば注意を引きやすく、
それを見たくてしょうがない気持ちさせるか
その方法・思考法を具体例を挙げて解説します。
基本的には『キャッチコピーの作成』と、
同じような考え方になり、記事タイトルの他、
記事コンテンツ内の見出し作成にも使います。
まず初回は、考え方などからいきますよ!
思考を鋭く尖らせる
一般向けではない『特定』の人にだけ伝えたい
めっちゃ尖らせたメッセージを考えます。
極端に言うと、マニアに向けて呼びかけるくらい
読者・訪問者を限定させたメッセージのことです。
こうすることで、「共鳴」や「共感」、
「仲間意識」、「連帯感」といった
目に見えない心の繋がりが生まれます。
つまり『心の距離』がグッと縮まるってことですね。
そうすると「知ってる人のサイトかな?」と、
警戒心を解いて興味を持って見て貰えます。
相手を限定したことで、赤の他人から
「知人・友人」にできるスゴイ方法なのです。
極端に言えば、仲間内で使う『合い言葉』みたいなもの。
そのくらい『鋭く尖らせる』ってこと。
これってめちゃめちゃ凄くないですか?
「そんな合い言葉みたいなモノ、
私に作れるはずないじゃん!」
例えば、イメージしやすいトコロで言うと
阪神タイガースのファームにいる若手選手について
「こいつのここがイイよね」みたいなことを書くと、
「あ、オレもそいつのコト気にかけてたんだよ」
って言う人だけでなく、阪神ファンの人は、
「この記事を書いた人は、私の“仲間”である」
と言う風に好意的に捉えてくれます。
検索結果の中に、
こうしたタイトルのサイトがあれば
他と差別化され、興味も引かれるはずです。
心の距離を縮めて成約率アップ
SEMの話しなのに「成約率?」
って思われるかもしれませんが、
タイトル名に表される内容と
その中身が一致している必要があり
相違する場合は、上位表示もできません。
さらに、検索結果の一覧の中から
興味を抱いてサイトに訪問した気持ちのまま
記事を最後まで読ませることができれば
【成約数がアップしSEOにも有利】
ということで、本題に戻りますね。
成約率をドカンと上げたい時に一番大切なことは、
この『心の距離感を縮める』ということなのです。
この距離が近ければ近いほど、
簡単に成約できるのです。
心の距離が遠ければ、
警戒心を解くことから始めなければならず
本題をマジメに聞いて貰えないですよね??
しかし親しい友人から、
「これ使ってるけど、メッチャイイよ!」
たったこれだけで、強い興味を抱いてくれて
そして、自分も欲しくなったりしますよね?
この距離感を縮めやすいモノの一つが、
【マニアックな話題】
リアル営業の場合、相手の好きそうなモノを
いろんな世間話などを通して探っていきます。
両腕を組んで拒否の姿勢をしていた相手も、
ツボにはまってしまう話題は必ず有り、
そうすれば容易く営業できるのです。
私が某住宅メーカーのメンテナンス
(クレーム処理)をしていた時は、
玄関や居間に置いてあるモノを観察し
それらの話しを振って反応を見てました。
ネットでは『探る』事が出来ないので、逆に、
訪問者をあらかじめ特定してしまうのです。
【○○○が大好きな人限定】
そうすることで興味を持って
サイトに訪問して貰うことが出来ます。
迷惑・騒音からの脱却
スパムメールって、ウザイですよね?
でも、何でスパムメール・迷惑メールなんでしょ?
それは、自分とは関係のないメールが
次々と送りつけられるからですよね?
「そんなこと当たり前だろ!」
でも自分が興味のあるメールは、
スパムでも迷惑メールでもありません。
「何が言いたいのかサッパリだよ」
スパムメールも自分宛に送られてくるけど
自分に興味のないことが書かれているから、
迷惑でスパムなメールになってるんだよね?
【興味・関心のあるメールは迷惑メールではない】
これは、迷惑メールだけじゃなくて、
コピーライティングにも言えることです。
つまり、検索結果に並んだタイトル名を見た時、
「何でこんな無関係なサイトが出てくるんだよ!」
というように迷惑な思いをするのと同じで、
騒音やスパムメールと同じではダメってこと。
でも自分が探している情報を表すタイトル名なら、
「これこれ、コレを探してたんだよ!」って思うでしょ?
訪問者が何に悩み求めているのか、
何に興味を持ち、どんな情報を探しているのか?
それらを考えて、
思わずクリックしてしまうような、
目が釘付けになるタイトル名を作ります。
スニペットで呼びかける
検索結果に表示されるのは、
タイトル名とスニペットになります。
タイトル名は主に『記事タイトル名』です。
スニペットに来るのは記事の概要「説明文」とか
サイトの「説明文」、ディスクリプションになります。
ここを上手く使うと、興味を引いて貰う文章を
とても作りやすくなるのですよ。
例えば、誰かを呼び止める時に
「おーーい」と街中で声をかけても
誰一人振り向いてもくれないですよね?
でも「山本さん」と名指しで呼べば、
誰かが振り返ってくれるモノです。
振り返るのは「山本さん」に限らず、
「山本さん」を良く知っている人もそうです。
これを「山本さん」を意味する別の文章に置き換えます。
例えば「転スラのシュナが好きなアラフォー!」とすると
「転スラが好き」な人や、アニメが好きな人、
そうした友人がいる人が興味を持ってみます。
さらに、どんな奴が呼ばれているのだろうと
野次馬的な興味から見てしまう人もいるでしょう。
「アラフォー」でも同じように反応します。
もうちょっと違う例で考えてみますね。
『温泉でゆっくり岩盤浴をしたいと思っている、そこのあなた』
・・・私のことなんですけどね(笑)
でも、ちょっと興味を引かれませんか?
『自転車に40万円以上かけている人だけ見てください』
この文章に反応する人は、
自転車の事にお金を使うことを躊躇わない人です。
だんだん私が言いたいこと分かってきましたか??
相手を特定・限定することで、
強い注意・関心を引くことが出来ます。
逆に、その人達に限定した情報も流せるんです。
振り向かせる魔法の言葉
『限定性』や『緊急性』というのは、
行動を起こさせる魔法の言葉になりやすいです。
ただ使い方を誤ると単なる騒音になります。
例えば街頭で、このように呼びかけたとします。
「みなさ~~ん、100名限定ですよ~~!」
これでは誰も興味を示しません、
うるさいだけの騒音にしかなりません。
「うるせ~~よ」って誰もが思うし、
それに反応している自分を見られたくないよね?
だけど先程の自転車の人に
「少々高いですが、限られた人しか入手できない
限定パーツを、8つ用意することができました。
大変申し訳ありませんが先着順とさせて頂きます」
高いというデメリットを、高いのが当たり前で、
むしろメリットとイコールにしつつ、
競争が激しいことを暗に伝えています。
サイトの方でブランドや実績・証拠を見せて、
所有した時の喜びを伝えていくと・・・
30万円のパーツだって買っちゃいますよ。
このように、最初の呼びかけ1つで
得られる結果がまるで違ってくるのです。
【タイトル名がアクセスと結果を左右する】
自転車に興味のない人や、
興味があってもお金を注ぎ込んだことのない人に
30万円もするようなパーツの魅力を伝えるのは
とても難しくほとんど不可能に近いことなのです。
想像できますよね?
このように、
タイトル名とスニペットによって
サイトのアクセス数が大きく左右されます。
SEOには、いろいろな要素が絡むため
なかなか実験するのは難しいので
無料ブログを使って
タイトル名によってサクセス数が
どのように変わるかを実際に体験してみてください。
軽く10倍の違いなんてザラですからね。
それではまた♪