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ひらがな・漢字・カタカナ・数字・記号が持つ意味と使い方

アクセスUPさせる記事タイトル作成方法-10

こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。

今回は、文字の使い方・選択の仕方などによって
日本語の微妙なニュアンスを伝えるテクニックです。

我々が使う日本語の文章では、
ひらがな・カタカナ・漢字とアルファベット、
英数字・漢数字、記号類などが併用されています。

また、オノマトペが多いのも特徴でしたよね?

そして、この文字種の違いによって
イメージの伝わりやすさが変わってきます。

その辺りを意識して選択、使用して
より相手にイメージしやすくなるようにします。

まずは、基本となる前回の記事をチェックしてね。

『タイトル名作成実践テンプレート(1)』

最後の省略語・短縮形・専門用語も大事なポイントだよ。


漢字・カタカナ・書体・色

かなり基本的な話しになるんですが、
実際にポップやポスターなどを作る時は
かなり気を遣って書いているはずなんですが、
WEB上だと、大ざっぱになってませんか?

簡単に説明すると“文字”から受けるイメージです。

漢字と比べると、ひらがなやカタカナは
柔らかいイメージを受けますよね?

同じように、ひらがなよりもカタカナの方が
明るく活動的なイメージがあったりします。

それと、“読みやすさ”も重要。

ブログのように書体を選べない場合、例えば、
『口』だと記号の『□』なのか、カタカナの『ロ』、
漢字の『口』なのか、前後の文章から推測しないと
それだけでは目視による判別は難しいですよね?

こうした判別がムツカシイ文字は、
『クチ』って書くのが親切ってモンです。

画数の多い漢字なども、
フォントが小さいと潰れて判読不能です。

わざと興味を引くために書くのであればイイのですが、
パソコンが変換してくれるからという理由なら、

「おまえは誰に向かって文章書いてんだよ!!」ってこと。

サイトであれば、明朝体とゴシック体くらいは
書体を指定できますが、ブログは出来ないので、
文字色と文字の大きさ・太さ、背景色だけです。

これらは、タイトル名とは無関係ですが、
文字に変化がないと、途中で読み飽きたり、
イメージが伝わりにくかったりするのです。

読んで、スッと頭に入りやすいように
強調したい文章を目立つようにしたりします。

本題に戻って、ひらがな・カタカナ・漢字は、
短い文章のタイトル名では特に重要になります。

少ない文字数で興味を持って貰う為には、
連想を助ける文字種、読み易い文字種を選びます。

例えば、「がんばろう」「頑張ろう」「ガンバロー」、
「ファイト!」「Fight!」「ふぁいと!」のように
受け取るイメージがそれぞれ違うでしょ??

▼実践ポイント▼

【漢字で硬派で堅い印象を与える】

【カタカナでポップなイメージ】

【ひらがなで親しみやすさあっぷ】

【AlphabetでintelligenceをUP!】

漢字が多い文章、ひらがなが多い文章というように
タイトル名全体に含まれる割合もポイントですよ(^o^)

顔文字で感情を伝える

SEO的には、感嘆符や顔文字などは、
検索されることがないので重要視されません。

ただ、疑問符だけは疑問文の省略形として
Googleに認識されているので使われますね。

でも実際、検索結果に表示されたタイトル名や、
スニペットに表示される文章に顔文字があると
それだけでサイトに対して親近感が湧き
訪問のキッカケになることがあります。

例えば、「彼女に言われて嬉しい言葉」だけより、
「彼女に言われて嬉しい言葉(*^_^*)」の方が、
イメージ的に求めている情報に近くなるよね?

SEO的には最悪なんですが、
顔文字だけのタイトル名がありました。

顔文字だけで検索することはまず無いので、
あくまで補助的に使った方が良いですね。

ただ、内部循環記事としてのタイトル名なら、
内容が判らないので使える場合もあります。

私が同じコトをしても見ては貰えませんが、
そういうキャラクターなら使えるってことね。

ちなみに、顔文字を多用するのは厳禁。

感情を伝えたい文章に限定して、
ワンポイントで使うようにします。

ついでにいうと、感嘆符も使いすぎは
逆に悪い印象を相手に与えてしまいます。

「こんにちは!
 元気にしてますか!
 今日、良いことがありました!!」

こうした誤用は男性に多いので注意です。

これ、書いてる本人は『強調のつもり』だけど
受け取るイメージは『何、怒ってるの?』です。

同じ文章を、ちょっと直すと・・・

「こんにちは
 元気にしてますか?

 今日、良いことがありました\(^o^)/」

修正した方だと、どんな事があったのか気になります、
この他、顔文字を使った例を挙げるので感じてください。

「今朝、外を見たら雪が積もっていた!」
「今朝、外を見たら雪が積もっていた(・_・;」
「今朝、外を見たら雪が積もっていた\(^o^)/」
「今朝、外を見たら雪が積もっていた(☆。☆) キラキラ」

同じ文章ですが、「ショックだったんだな」とか、
「スノボにでも行くのかな?」と連想したり、
「そんなに雪が好きなの?」のように感じて
さらに『親近感』を持ったりしますよね?

こうした顔文字は、Googleで「顔文字 びっくり」
等のように検索すると紹介サイトが見つかりますよ。

気に入った顔文字を、日本語変換ソフトに
単語登録しておくとカンタンに呼び出せて便利です。

▼実践ポイント▼

【顔文字はワンポイントで使用】

【顔文字で親近感アップ】

【顔文字で連想させる】

ぱっと見で意味が分からない顔文字や、
長い顔文字は、使う意味があまり無いです。

メルマガなどで『親しい関係』があるなら、
一般的ではない顔文字も使えるけどね。

数字でイメージさせる

数字を書くだけで“具体的”な印象を受けるモノです。

しかしここでは、そこではなく数字を書くことで、
読み手にイメージしやすくさせるコトにあります。

例えばよく使われる比喩表現で、

「レモン74個分のビタミンC」
「ペットボトル7本分の○○○」
「100人乗っても壊れない○○○」

大きさや広さ、量をわかり易く
イメージさせるために使われます。

「スマホ4つ分の画面の広さのタブレット」
「スプーンたった一杯で、驚きの白さ」
「カロリー1/4の○○○」

こうしたコピーが身近なところで使われていますよね?

同様に、数字をイメージさせる事で
商品の理解力が深まるんですよ。

また、数字を書くことで『具体性』が増し、
『信憑性が高い』イメージも与えてくれます。

「1週間で7キロ痩せる」
「痩せられない人必見のダイエット7ヶ条」

数字を挙げて具体的にすることで、
連想しやすくクリック率が高くなります。

▼実践テンプレート▼

【△日間で○○○○】

【☆☆☆、△ヶと同じ○○○○】

【○○○○、△つのポイント】

【○○○○の△大ノウハウ】

【○○○○成功の△ヶ条】

ここでは数字にスポットを当てましたが、
比喩表現は馴染みやすくイメージしやすいので
日頃から比喩表現には注意しておくとイイですよ。

疑問形で問いかける

問いかけから始まるキャッチコピーって良くあるよね?

例えば、

「○○が好きですか?」と言うカンタンなモノから始まって
「もし、○○○だったら素敵だと思いませんか?」
「○○○と☆☆☆なら、どちらを選びます?」

この問いかけの目的は、

【商品を使うことで得られるメリットをイメージさせる】

例えば、「タフな男になりたいですか?」

ここで、「タフな男」を勝手にイメージさせます。
そして次に、商品へと繋がる文章へと続けます。

そうすると、
「タフな男」=「商品」と無意識に記憶するのです。

テレビCMでは、映像でイメージさせますよね?

文章の場合は疑問形にすることで、
イメージをして貰いやすくなるのです。

タイトル名にも、こうした疑問形を使うことで、
その続きを読んで貰いやすくなります。

とりあえず疑問符が付いていると、
目が留まりやすいってのもありますね。

例えば、お悩み解消系の記事の場合、

「高血圧の食事メニュー」というのと、
「高血圧が楽になる食べ物は何ですか?」

前者は、病院で指導されるような制限食が
クドクド書かれているんだろうなと感じます。

後者は『自分と同じように』悩んでる人がいて
その答えがここにあるかもしれないって思います。

どちらが検索者に寄り添った記事になるのか。

前者の記事が悪いわけではないし、
そうした情報を求めている人もタクサンいます。

ここで伝えたいことは、検索者の気持ちになり
自分が代弁することで『共感』を得やすいってこと。

だから、こうしたタイトル名は気になるのです。

『問いかける』のはタイトル名では使いにくいですが、
『疑問系にする』のはムツカシクないですよね?

▼実践テンプレート▼

【○○○○で苦しくないですか?】

【○○を△△すると☆☆するの?】

【○○○って気になりませんか?】

【○○○と△△△、何が違うの?】

実践テンプレートのように使えば、
『問いかける』のもムツカシクないので
応用して使えるようにしたいですねー

省略語・短縮形・専門用語

同じ趣味の仲間同士とかの会話の中には、
商品名などの省略語・短縮形が使われますよね?

この場合は、「わかって当たり前」で、
知らないと初心者丸出しみたいなモンです。

同様に、専門用語も使われますよね?

逆に、そっち方面は全然わからんって人には
そういった省略語・短縮形・専門用語って、
なんだろうって思ったりします。

特にマーケティングをしている人にとっては
メッチャ重要なキーワードになりますから。

つまり、省略語・短縮形・専門用語を使うことで、
いきなり距離を縮めることが出来ちゃうんです。

【よそ者から、仲間になる為の合い言葉】

これって短いタイトル名には最高ですよね?

それと、省略語・短縮形・専門用語は、
一般的ではない為、ライバルが少なくなるので
SEOに有利で、且つ、ターゲットの絞り込みが出来ます。

また、専門用語を忘れてしまった初心者などを
ターゲットにした“ずらしキーワード”も有効ですね。

この辺りの“ずらしキーワード”の考え方については、
こちらの記事で、その概要を説明しています。

『ターゲットを先に決める“ずらしキーワード”テクニック』

いずれにしても、『知っていることが前提』なので
余計な説明も必要なく本題に入ることが出来て、
成約率も高くなるので使えるようにしたいね。

▼実践ポイント▼

【省略語・短縮形・専門用語を使う】

【専門用語のイメージをキーワードに】

専門用語のイメージに当てはまるキーフレーズが、
初心者をターゲットにしたキーワードになります。

文字種・省略形を使う4つのポイント

疑問形で問いかける

数字でイメージさせる

顔文字で感情を伝える

漢字・カタカナ・書体・色

省略語・短縮形・専門用語

今回、説明したことは、
文字種などから受けるイメージなので、
10年後には受け止め方が違う事もあります。

流行や価値観によって意味が逆転する単語もあります。

こうした変化に対応するには、
twitterなどで情報を仕入れたりして
広くアンテナを張っておくことです。

自分の頭の中だけで考えていては、
誰にも見て貰えないコンテンツになります。

いろんな考え方や価値観と交流することで、
広い視野、別の角度から物事を見ることができます。

それが成功の大原則ですよねー

次回も、今回と同じようなカタチで
実践に使えるテンプレート付きで、
テクニック編の説明をします(^o^)

次回は、「インパクトを与えるテクニック」です。

それではまた♪

 

クエストキング:

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