貸別荘の集客力をアップさせる総合アドバイス


貸別荘の集客力とは何か?

こんにちは、
ネットコンサルのクエストキングです。

これまで売上アップ、集客力アップのための
ネット活用術を数回に渡って説明してきました。

「1.ホームページ作成のポイント」

「2.売上をアップさせるSNS活用術」

「3.売上をアップさせる動画活用集客術」

今回は「貸別荘」にスポットを当てて
具体的な方策についてみていきます。

まず最初に考えて欲しいのは、

ホテルと貸別荘の違い

民宿・旅館と貸別荘の違い

キャンプ・コテージとの違い

民泊・シェアハと貸別荘の違い

ウィークリーマンションとの違い

施設などの違いのことではなく、
利用する側にとっての違いです。

宿泊できる施設が他に無いという場合もあります。

私は以前仕事で、1年間のうち10~11ヶ月ほど
宿泊施設を利用していた経験があります。

そんな生活が10年ほどありました。

ビジネスホテルもあれば温泉旅館や民宿、
レンタルルーム、観光ホテル、別荘など
長期間利用していました。

それは仕事のためだったり、
趣味の渓流釣りのためだったり。

趣味でいえばキャンプ場やコテージなど。

私が別荘を使う理由は、
特に親しい仲間と集まる時です。

大勢が集まるなら温泉旅館で、
仲間や家族で旅行を楽しむなら
民宿を使うのも楽しいですよね?

【貸別荘を選ぶ理由を知る】

これをじっくりと見つめ直して欲しいんです。

それがあなたの貸別荘を選ぶ理由にもなり、
リピートする理由にもなってくるわけです。


貸別荘を選ぶ主な理由

別荘なので、市街から離れたところで
自然豊かな環境、景色があると思います。

【貸別荘を選ぶ主な理由】

単独の自然愛好家や野鳥愛好家

仲間とウインタースポーツ

仲間とマリンスポーツ

仲間と海釣りや渓流釣り

家族と長期休暇を別荘で

上記のような利用者の目的がわかれば、
喜んで貰える「おもてなし」がわかります。

例えば、野鳥が好きな方なら
観察できるポイントの近くに泊まりたいし
そこで地域の野鳥情報が得られるとなれば
そこをベースに動くようになりますよね?

そのような方は大抵、単独で動くので
同じ趣味の方が集まる企画を立てると
別荘に情報が集まるようになります。

釣りやその他のスポーツにしても
同じ事が言えますよね?

【利用目的に合った情報を集める】

これが出来ると、クチコミで広がりやすく
リピーターも増えるので安定させやすい。

シェアハウスの別荘版みたいな感じにして
管理や料金設定を変えるのも一つの方法。


ターゲットからニーズを読み解く

長期休暇を静かな別荘で過ごしたい人は、
主に知的労働者層になります。

この層は休日にマラソンしたりします。

自然に対する思いが強くあって、
自然が高い価値を持っているのです。

なので、別荘滞在中の楽しみが
自然豊かな環境でのランニングだったりします。

そのほかホワイトカラーの場合だと、
観光や遊びが主目的になるでしょ?

ブルーカラー系は「安さ」が重要なので
選択肢に貸別荘がそもそも出てきません。

なので、このターゲット層への訴求であれば
貸別荘は人数割りすると意外と安いなどの
アプローチで新規獲得しやすいですね。

このようにターゲットからニーズを探っても
彼らの欲しい情報を理解できると思います。


知的労働者層(高年収者層)

知的労働者の場合だと、近くの森林公園と
そこへのアクセス方法やコースごとの距離、
コースの写真や動画を見たいものです。

【自然回帰的欲求が強い】

【付加価値が重要となる】

地産地消のレストランやお寿司屋さんなど
価格にこだわらず、そこでしか味わえない
美味しい豊かな食事を求めています。

野鳥や野生の草花の情報とか、また、
知的レベルが高いから知的欲求も高いので
その土地の特質的な地質や歴史なども
わりと興味を持ってしまうものです。


ホワイトカラー、ブルーカラー

そのほかの層では、そこそこの価格で
美味しくて食事を楽しめるところとか、
インスタ映えするメニューがあるところ。

もちろんイチオシの観光スポット、
お気に入りの風景がある場所とかね。

【誰かに感動を伝えられることが鍵】

地元の人しか知らないような場所や
人気メニューや遊び、地元だけのブーム等々。

帰った時に話のネタになるようなことや
思い出に残るような事・物・サービスなどが
とても重要になるし、それが口コミになります。


自社だけのオリジナルな魅力

上述したようなお客様が求める「情報」は
あなたの貸別荘を選ぶ決め手になります。

この他、仲間で集まるのであれば、
外でバーベキューなどしたいと思いますよね?

そうした場合の道具類や炭の有無、
無料で借りられるのか、有料なのか。

食材は、どこで用意したら良いのか、
頼めば用意してくれるのか等々。

また、釣り船やスキーリフトの割引だとか
近くの露天風呂のある温泉が利用できる等
自分の所だけのお得なサービスを加える。

その他、陶芸体験やちょっとしたお料理教室
といった体験型のサービスなども良いですね。

【差別化の3タイプ】

最新の欲しい情報

体験型のオプション

お得感、付加価値

来客された方にアンケートを採って
どのような体験をしたいのかを
直接、伺うのが早くて確実♪

以前、写真館向けの企画を考えていたとき
写真館を数軒回って話を伺ったりしました。

自分一人であれこれ勝手に考えるよりも、
当事者に話を聞くのがイチバンです。

また、お客様からのクレームや不満点は、
差別化する際の重要な要素になりますよ!


周辺地域の魅力を探る、引き出す

ターゲットのニーズが理解できたら、
地元の魅力を徹底的に探っていきます。

例えば、日帰り入浴できる温泉とか、
海が近ければ、船などでのクルーズ、
漁港があれば、漁の体験ツアーとか、
農村が近くにあれば、農業体験等々。

ここまでの話にあるように、
体験型サービスは思い出につながるので
選択出来るオプションがあるといいよね。

こうしたサービスが無ければ、
自分が働きかけて作っていきます。

その他にも、オススメの絶景ポイントとか
地元の人しか知らない「その土地の魅力」。

その土地独自の食べ方、料理や食材とか
季節で移り変わる風景や食材、イベント等。

地方の飲食店などの情報って、あまり、
ネット上に情報がないし、小さな公園や
小さな神社の情報もまずありません。

例えば、海外の人にしてみれば、
鳥居越しに見える風景が新鮮に感じるとか
操業中のイカ釣り船の夜景だとか・・・

例えば、オススメのお肉屋さん、お魚屋さん
といった情報は地元の人しか知りませんよね?


その他にお客様が知りたい情報

ホテルなどの宿泊施設で検索される
わりと多いキーワードからのニーズで
以下のような質問や要望があります。

畳部屋、子供の遊具

無線LAN、Wi-Fi環境

携帯電話の電波状況

喫煙可否などの制約

近くに管理人がいるの?

今の気温と服装は?

いまやスマホが使えるのは必須の時代、
貸別荘内でWi-Fiが使えるかどうか、
携帯の電波状況はどうなのか大事です。

それに関連して、スマホなどの充電に
コンセントの数って重要なんです。

また、畳じゃないと落ち着かないとか
小さな子供がいるので畳が良いとかね。

小さな子供にとっては絵本や遊具など
気を紛らわせるモノの有無って大事。

環境が変わってぐずったりする子や
はしゃいでしまう子もいますからね。

ここまで挙げた事のすべてが、
SNSで投稿できるコンテンツになります。


ネットに広告を出して集客する

ここまで説明してきたことが出来たら、
ネット広告を出せば成約しやすくなります。

逆に上述したような情報やサービスがないと
「決められない」状況となってしまいやすく
広告費用に対する効果を期待できません。

ちなみに安くて効果的なネット広告には、
「Yahoo!ディスプレイネットワーク」、
「Googleディスプレイネットワーク」、
「Facebook、Instagram広告」があります。

検索キーワードに対して広告を出すモノや
属性を絞り込んで広告を出すモノの他に、
AIを使って反応の良い層に広告を出したり。

月に数万円くらいの費用でも、
十分に広告の効果が得られるので
集客に困ったら利用するのも一案です。

また、一度、広告出稿の設定をすれば、
いつでも開始・終了することが出来るし
曜日や季節、時間帯でも広告を出せます。

この広告に関して説明を始めると、
本数冊分くらいになってしまうので、
「そういう方法もあるんだな」でOK。


地域を巻き込んで集客する

ここからはプラスアルファになるんですが、
逆にこれをメインに推し進めていくと、
勝手に動き始め、人が集まってきます。

【地域と一緒に盛り上げていく】

「自分だけが稼げれば良い」というのは
日本式ではなく良い印象が残りにくいです。

「○○○という志で貸別荘をやってます」

「私はこの地域を○○○の様にしたい」
「その為に、○○○のような企画を・・・」

地域の商工会などの集まりに参加したり、
地元の有力者と接触する機会を多くして
自分の考えを多くの人に伝えます。

地元が潤う企画であれば賛同者が得られるはずです。

漁港があれば、漁業者に親分さんがいるし
政治家の後援会長や、自治会長さんとかが
人望があって発言力があるよね。

これらは私の経験談なのですが
その集団で発言力のある人を抑えると
話はめちゃめちゃスムースに動きます。

まずは自分でできる活動を続けてから
ビジョンを伝えると賛同を得やすいです。

逆に地道に活動していれば向こうから
声をかけてきたりする事が多いです。

【人の為、地域の為に動く】

特によそ者の行動って見られてますし、
覚えられやすく噂になりやすいものです。

クチコミってお客様だけじゃないよね?

同業他社からの評判って強力だし、
近所のお店での評判も大事ですよ。

同業者から仕事を回して貰ったりもするし、
発言力のある人のお墨付きが得られれば、
人や資材やお金が回ってくるようになります。

よく「地域に根ざす」といわれますが、
とっても大事なことなんですよねー

地元のイベントやお祭りなど
率先してお手伝いしましょう!

地元の人が声を揃えてオススメしてくれる
「人」が運営する貸別荘が理想だよね(^o^)

PS:こうした企画や活動も
SNSのコンテンツになりますし、
「差別化」の要素にもなるんですよ。

PS:このような「差別化」ができると
雑誌やTVなどの取材申し込みがくるよね。

 

この記事に共感したら「シェア」してね(^o^)


それではまた♪